今回は、大阪学院大学キャプテンの新井沙紀枝選手にフォーカスをしたいと思います。
新井選手は、山口県平生町出身。同県の中村女子高校を経て、大阪学院大学に進学。

現在は、企業情報学部に在籍されています。

新井沙紀枝選手は、2015年10月の全日本大学女子駅伝でも走りましたが、１区の区間９位という大変不本意な成績に終わりました。
失意のどん底に沈む新井沙紀枝選手に対して、ある偉大な先輩が直接声をかけてくれました。

高橋尚子氏（大阪学院大学OG）からの叱咤激励

その先輩とは、なんとあの高橋尚子氏。

高橋尚子氏は、新井沙紀枝選手に対し、以下のような言葉をかけてくれました。

「（このチームは）新井選手中心にできているんだから、新井選手が崩れたら絶対全部崩れる。私は今、（そんなチームの中心である）新井選手になれるものだったらなりたいもん。是非自分に自信を持って欲しい。」

新井沙紀枝選手の実績

新井沙紀枝選手は、2015年9月の全日本インカレ（5000m）で優勝を果たしており、その実力は折り紙つきです。

学生女王に輝いた彼女には、上記のとおり、高橋尚子氏も一目を置いている存在です。

そんな彼女にだからこそ、高橋尚子氏はわざわざ出向いて、直接声をかけてあげたのでしょう。

高橋尚子先輩に対する新井沙紀枝選手の反応

新井沙紀枝選手は、高橋尚子氏からの激励に対し以下のようにこたえています。

「今の自分にも将来の自分にも期待してもらっていると思うと、こういうところでくじけてもダメだし、もっと期待に応えられるような選手に成長していきたいと思いました。高橋尚子さんに笑顔で、おめでとう！と言ってもらえるような、そういう話ができるように、区間賞を狙ってチームに勢いを与えられるような走りがしたいです。」

新井沙紀枝選手が区間賞をとれば、それはチームにとってはほかの選手の区間賞以上に意味があることだと思いますし、好影響を与えることは言うまでもありません。

新井沙紀枝選手の走りに、ぜひとも期待したいところです。

本日も、最後までご覧いただき、ありがとうございました。