2016年の富士山女子駅伝。
絶対的女王・立命館大学を、名城大学や松山大学などの有力校が破ることはできず、結局立命館大学が4連覇を果たしました。
強すぎます!
立命館大学は、まさに人材の宝庫です。
そんな立命館大学ですが、エース・菅野七虹選手や大森菜月選手ら4年生の中に、唯一1年生でレギュラーとなった選手がいました。
それが、佐藤成葉選手です。
この強豪校で、1年生からレギュラー。すごすぎます!
実は去年も、現在2年生の関紅葉選手と加賀山恵奈選手は、1年生ながらレギュラーをつかみ、素晴らしい走りを見せてくれました。
その記事はこちら。
しかし、関紅葉選手と加賀山恵奈選手はレギュラーには選ばれず、今回は佐藤成葉選手が選ばれました。
今回は、そんな佐藤成葉選手を特集してみます。
立命館大1年生レギュラー・佐藤成葉(さとうなるは)選手とは
佐藤成葉選手の名前は、「なるは」といいます。「なりは」ではありません。
良い名前ですね~~。ひらがなで「佐藤なるは」でも可愛らしいですね。
・・・と話は反れてしまいましたが、以下画像は佐藤成葉選手の写真です。
名前だけでなく、おしゃれを忘れて陸上に没頭しがちな陸上選手としては、ルックスもかわいいです!
こちらの写真は、練習後で汗びっしょりで女子度は少し低めですが、性格も良さそうで、誰からも好かれる顔ですね。
それはさておき、高校は、神奈川県立荏田高校出身。
国体の少年女子1500mの種目に1年生から出場し、いきなり4位入賞を果たしたほどの逸材でした。
立命館大学に入ってからも、2016年12月の日体大記録会5000mで、学生歴代9位となる15分27秒83の記録を作りました。
これは、菅野と並ぶ4年生エース・大森菜月選手が昨年の日本選手権で記録した15分28秒32を上回り、大学生の現役最速となったものです。
1年生ながら、「すごいぜ佐藤さん」としか言いようがありません・・・。。。
同じく1年生ながら注目されている真部亜樹選手とともに、将来の立命館を引っ張ってくれる存在になるでしょう。
佐藤成葉選手が陸上を始めた理由、時期
佐藤成葉選手は、幼稚園の頃から足が速く、走るのが好きだったといいます。
「小さい頃から長い距離を走るのが好きでした。小学校の陸上クラブでもわりと早かったのでいつも陸上が頭にありました」。
陸上を本格的にやり始めたのは地元大和市の渋谷中に進学してからです。
渋谷中学の2年時から全国大会で上位入賞を果たすなど頭角を現し、3年になると全日本中学校陸上大会で3位に食い込むまでになりました。
「緊張はするんですけど記録を出すチャンスでもあるので大きな大会に出るのは好きですね」
足が速いのはもちろんですが、大舞台にも物怖じしない性格というのは大切だと思います。
神奈川県立荏田高校時代
佐藤成葉選手は、さらに成長をするべく、強豪の神奈川県立荏田高校に進学しました。
荏田高には尊敬する指導者の内藤篤史顧問、そして東日本駅伝で一緒に戦った森田香織・詩織姉妹がいました。
「練習はハードですけど、いい環境の中で陸上が出来ています。先輩2人はタイプが違うけどとても刺激を受けています」。
やはり、良い選手の周りには、良い指導者や先輩が溢れていますね。
佐藤成葉選手はまだ大学1年生。成長次第では、オリンピックも狙える人材だとも思います。
今後も、力強い走りを期待したいものです。
富士山女子駅伝1区を走り終えて
佐藤成葉選手は、今回は短距離である1区(4.1km)を走り、1年生ながら見事2位。
その後の、菅野選手や大森選手の快走を援護射撃しました。
熱走後、佐藤成葉選手は以下の通りコメントしました。
「短かったんですけど、最後まで勝つという気持ちをもって走りきることができました。やっぱり菅野さんが後ろにいるのはすごい心強くて、私もたすきを渡した瞬間は、本当にもう心から今までありがとうございました、お願いします!という気持ちで渡せました。」
菅野選手の実力は言うまでもありませんが、言葉にして先輩を立てられるコメント、立派です。
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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