2016年11月6日(日)、全日本大学駅伝は青山学院大学の逆転初優勝という形で幕を閉じました。
最後の8区に入るまでは、1位は早稲田大学で、青山学院大学は49秒差の2位につけていました。
そして、その最終8区では、青山学院大学4年生のエース一色恭志選手がその差をものともせず、逆転優勝を実現しました。
どこのニュース番組でも、一色恭志選手ばかり報道されており、彼に目が行きがちですが、この8区で一色恭志選手に勝るとも劣らない走りを見せた選手がいました。
それが、ケニアからの留学生ドミニク・ニャイロ選手です。
一色選手よりもこの区間を好成績で走り区間賞を取ったのは、何を隠そう山梨学院大学のドミニク・ニャイロ選手でした。
今回は、そのドミニク・ニャイロ選手についてまとめてみます。
山梨学院大の最終兵器・ドミニク・ニャイロ選手
ドミニク・ニャイロ選手の簡単なプロフィールは、コチラの記事でまとめていますので、よろしければご覧ください。
ドミニク・ニャイロ選手は、身長167cmながら、山梨学院大学史上最強の留学生と言われています。
その走りはものすごくパワフルで、サバンナを駆け抜けるチーターのような感じさえします。
ちなみに、大好物は「うなぎ」だそうです。
きっとニャイロ選手のパワーの源は、うなぎによるのかもしれません。
うなぎが好きなケニア人、なかなか興味深いです。(笑)
1位の早稲田大学と3分29秒差でたすきを受け取ったドミニク・ニャイロ選手
ニャイロ選手は、5位でタスキを受け取りました。この時、1位の早稲田大学との差は、3分29秒もついていました。
この段階で、1位は早稲田大、2位は青山学院、3位は駒沢大、4位は中央学院大、そして5位が山梨学院大学でした。
そして、ものすごい勢いで走り始めます・・・。
ものすごいスピードで、あっという間に3位に躍り出たドイニク・ニャイロ選手
ニャイロ選手は、すぐに中央学院大を抜き去り、そして僅か5.35km地点で、駒澤大学(大塚祥平選手)を抜き去り、3位に躍り出ました。
駒沢大とは29秒差をつけられていましたが、たった5km強の地点で抜き去るとは、ものすごいスピードです。
その後も快調な走りを見せますが、トップ集団の早稲田大学と青山学院大との差は相当大きく、その差を詰めこそしましたが、結局は最後まで追いつくことはできずにフィニッシュしました。
しかし、驚いたのがトップとの差。
タスキを受け取った時には、3分29秒もついていた差が、最終的には1分35秒まで縮みました。
しかも、そのトップを走っていたのは、今大会ナンバーワンの注目選手の一色恭志選手です。
激戦の8区で区間賞を取ったのはドミニク・ニャイロ選手だった。速い!速すぎる!
一色恭志選手は、オリンピックを目指しています。
そして、オリンピックの相手は日本人ではなく、世界が相手です。
このため、一色恭志選手は、相手がニャイロであろうとも、絶対に区間賞を取る!と並々ならぬ熱意で語っていました。
しかし、この8区のタイムは、一色恭志選手が57:48。一方のニャイロ選手が56:43で、1分5秒もニャイロ選手の方が速く走っていました。
そして、ニャイロ選手が区間賞を獲得しました。
ドミニク・ニャイロ選手は、まだ大学2年生。
本当に、末恐ろし過ぎる選手です。
次は、箱根駅伝にも登場するでしょうが、大好物のうなぎを食べまくり、更なるパワーアップがされているかもしれません。
今後も、オイドンはニャイロ選手に注目していこうと思います!
番外編・全日本大学駅伝の結果
おいどんが注目していた東海大は、シード獲得ならず!残念です! 😎
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