富士山女子駅伝、昨日までは選手にフォーカスをしましたが、今回は応援団にフォーカスをします。
東京農業大学の応援団です。
同大学の応援団は、1931年に創団され、大根を使った青山ほとり、通称大根おどりが有名です。
青山ほとりとは、東京農業大学の応援歌のこと。作詞作曲は、1923年当時の学生が行いました。
大根の生産者
このおどりで使われる大根は、東京都国分寺市の小坂農園で作られたものということはご存知でしょうか。
そしてこの農園のオーナーも、実は東京農業大学応援団OBです。
オーナーの名前は、小坂良夫さん。 小坂さんは、1977年に東京農業大学を卒業されました。
小坂さんは、「丹精こめて作った大根が、応援団を通じて、選手に伝わればいいなと思います」と語りました。
葉付き大根を使用
応援では、必ず「葉付き大根」が使用され、駅伝では一回につき200本を使うこともあります。
応援で大根を振り回すため、一度使用した大根は傷んでしまうため再利用ができません。
このため、観客に配ったり、応援団などが自分たちで消費をしているということです。
今の季節だと、おでんに使ってもいいですね!
東京農業大学応援団長
今回の富士山女子駅伝で、応援団を率いるのは、第84代団長の榎本朋仁さん(東京農業大学4年生)。
実は去年の富士山女子駅伝では、榎本さんは盲腸で入院をしており、ただ一人参加できなかった苦い過去を持ちます。
そして、東京農業大学は2016年初頭の箱根駅伝には参加できないため、実質的に今回の富士山女子駅伝が榎本さんの最後の舞台となります。
選手はもちろんですが、榎本さんにも悔いのないようがんばってもらいたいです。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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