
「目指せ180cm 中高生の身長を伸ばす7つの習慣」は、佐藤智春さんと黒川伊保子さんが執筆した本で、中高生が効率的に身長を伸ばすための具体的な方法を科学的な視点から解説しています。
ただ、大学生くらいまでの大人でも十分に参考になる内容だと思います。
この本では、栄養学や生活習慣、運動の重要性が強調されており、以下に要約や感想を書きましたので、ご覧ください。
中高生の身長を伸ばす7つの習慣の主な内容
1 成長期の重要性:
・男子は13歳から17歳、女子はそれより少し早い時期が身長を伸ばす「ゴールデンタイム」とされる。
・この時期に適切な生活習慣を身につけることが重要。
2 栄養の摂取:
・身長を伸ばすためには、たんぱく質、カルシウム、ビタミンD、亜鉛などの栄養素が必要。
・特に卵や肉、魚、大豆製品などのたんぱく質を積極的に摂取することが推奨されている。
3 睡眠の質と量:
・成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、23時までに就寝することが推奨されている。
・就寝前1時間はスマートフォンやパソコンを使用しないことで、深い睡眠を確保する。
4 運動の重要性:
・バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプを伴う運動が骨の成長を促進する。
・ストレッチや姿勢を改善する運動も効果的。
5 ストレス管理:
・ストレスは成長ホルモンの分泌を妨げるため、リラックスできる環境を整えることが大切。
6 糖質の摂取制限:
・お菓子や炭酸飲料などの過剰な糖質摂取は、成長ホルモンの分泌を抑制する可能性があるため控える。
7 日光浴:
・ビタミンDを生成するために、適度な日光浴を行うことが推奨されている。
身長を伸ばすための7つの習慣
主な内容と重複する部分が少しありますが、7つの習慣を守ることが、身長を伸ばすことに大切です。
1 栄養バランスの良い食事を心がける
・身長を伸ばすための基本は、たんぱく質、カルシウム、ビタミンD、亜鉛を十分に摂取することです。
・偏食を避け、3食しっかり食べることが大切とされています。
2 十分な睡眠を確保する
・成長ホルモンは主に深い睡眠中に分泌されるため、睡眠の質と量が重要です。
・規則正しい生活リズムを作り、23時までに就寝することが勧められています。
3 ジャンプ運動を取り入れる
・骨に刺激を与えるため、ジャンプを含む運動(例:バスケットボールやバレーボール)が推奨されています。
・骨の成長を促す運動を定期的に行うことが効果的です。(個人的には、縄跳びや、家に小さいトランポリンを買って飛ぶことでもいいと考えています。我が家では小型トランポリンを買っています)
4 ストレッチで姿勢を改善する
・正しい姿勢を保つことで、見た目の身長が伸びる効果だけでなく、骨の成長に良い影響を与えます。
5 お菓子や炭酸飲料を控える
・過剰な糖分は成長ホルモンの分泌を妨げる可能性があるため、間食には注意が必要です。(でも、子供はお菓子が大好きなので、かなり高い壁ですね・・・)
6 日光浴でビタミンDを生成する
・ビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、適度な日光浴が勧められています(1日15~20分程度)。
7 ストレスを管理する
・精神的な安定が成長ホルモンの分泌を促進します。
趣味を楽しんだり、友人や家族と過ごす時間を持つことが推奨されています。
全体の感想
昔から、身長を伸ばすにはカルシウムが豊富な牛乳という話はよく聞いていましたが、亜鉛やビタミンD、鉄なども必要です。
オイドンは、子供が成長機に入ってきたので、亜鉛などのサプリを取らせることにしています。
本当は食材でとるのが理想的なのでしょうが、亜鉛は食材でとるのがなかなか難しいと感じており、大人の一日推奨量の4分の1くらいに控えて、サプリを取るようにしています。
あと、欧米人が身長高いのは、肉食文化だからというのは有名話ですね。
肉にはたんぱく質や亜鉛も含まれておりますので、身長という意味では非常に効率的です。
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