先日、佐賀県武雄市の宇宙科学館ゆめぎんがに行ってきました。
そして、昼食はゆめぎんがの中に入っているレストラン「イタリア食堂はねやすめ」で取ることにしました。
今回は、その感想を書いていきます。
佐賀県武雄市「イタリア食堂はねやすめ」とは
●正式名称
●ホームページ |
湖畔のイタリア食堂はねやすめ
ホームページはこちら |
●定休日
●営業時間 |
●毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日) ●11時から16時まで |
●概要 |
平成29年4月1日㈯より、佐賀県宇宙科学館ゆめぎんが内に「湖畔のイタリア食堂 はねやすめ」というレストランをオープンさせていただくことになりました。店名の由来は、レストランの目の前にある「池ノ内湖」という溜め池百選にも選ばれている湖が、1625年(寛永2年)に武雄領内の耕地の灌漑用水として築造され、その水場が鳥たちの羽を休める場所となり、鍋島藩武雄領主の猟場としても使われていた歴史から命名致しました。皆様のご旅行、来館の合間にも羽を休めて頂けるような空間にしていきたいと思っております。
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●その他 | ●団体客向けには、特別メニューがあるとのこと。事前に問い合わせが必要。 |
イタリア食堂はねやすめのメニュー
メニューについては、以下の通りです(平成29年10月3日現在)
イタリア食堂というだけあって、パスタを中心に、ドリア、そしてカレー(←これはインド料理では?)などが提供されています。
パスタは単品でも850円から、また、カレーに至っては単品でも980円からと、かなりの高価格です。
よほど味に自信があるのかもしれません。わくわくです。
子供向けのメニューもあります。大人向けに比べればリーズナブルですね。
相方が「うわあ、佐賀牛か!食べたい!」といったので、本当においしいのかなぁ?と少し疑問を感じながらも佐賀牛カレーを注文。
そして、子供はお子様カレーを注文。
はねやすめの佐賀牛カレーの感想。肉がほとんど入っていない?
待つこと10分、佐賀牛カレーとお子様カレーが運ばれてきました。
佐賀牛は高いので、おそらく3ブロックくらいしか入っていないのかなぁと思いつつ、佐賀牛カレーを見てみます。
しかし、ご覧の通り、肉のブロックなんて1カケラもありません。
店員さんが間違えて運んできたのか?と思いつつも、メニューのカレーライスは「佐賀牛カレー」しかないので、「ビーフカレー」と間違えるはずもありません。
スプーンをルーにさして、肉がどこにあるか探してみます。
混ぜ混ぜ。混ぜ混ぜ。しかし、なかなか見つかりません・・・。
さらに根気よく、混ぜ混ぜ。混ぜ混ぜ。
そして、「あっ、やっと1つ見つけた!!」と思ったのが以下の写真。
小指のツメの半分くらいの肉のカケラをようやく発見することができました。
1cmはないでしょう。
これ以外には、ルーのほかの部分を探しても、肉なんてありませんでした。
これはおかしすぎるだろうと思い、店員さんを呼ぼうとしたところ、相方から「このカレーのルーに、ひき肉みたいに溶け込んでんじゃないの?恥ずかしいから店員さんを呼ばないでよ。」と言われました。
相当納得がいかなかったですが、肉が小指のツメの半分しか入っていないのなら、さぞかしルーは美味しいに違いないと思い、ルーを食べてみました。
すると、カレーなのに、ルーが生ぬるい。とてもじゃないが、アツアツのカレーではない。
しかも、ご飯も結構冷めている。これは、電子レンジでチンをした後か、かなりの長時間保温ジャーに保存していたお米に違いないと感じました。
電子レンジでお米をチンした後に、部分的に残るあの冷たさのような触感もありました。
ルーは、やや辛めです。
いやぁ、本当にまずい。生ぬるいカレーなんて、おいしくない。これは100円のレトルトカレーと同じか、冷めている分、それよりももっとまずい。
「これに980円? ありえんだろう!」と思い、イライラしました。
佐賀牛カレーなんてネーミングつけるのなら、誰がどう見ても「あ、これが佐賀牛か」とわかるカレーを提供すべきだろう。
ルーをくまなくさがして、やっと出てきたのが、小指のツメの半分程度の肉のカケラ。
しかも、このカケラは特に柔らかくもなく、本当に佐賀牛か?と勘ぐりたくなりました。
980円あれば、ココ壱番屋であればかなり良いカレーが食べられます。
しかし、このはねやすめの「佐賀牛カレー」ときたら、なんて失礼なんだ。
観光客をターゲットにした、ぼったくりと変わらないじゃないか!!
こんなメニューが県が運営する県立科学館に入っているなんて信じられん!!!
楽しいはずのランチタイムが、一瞬にして不愉快な時間に転じました。本当、最悪な気分でした。
ゆめぎんが「はねやすめ」のお子様カレー
一方のお子様カレーは、こちらもかなり生ぬるいルーとご飯が出てきたとのこと。
しかし子供は、「温度が熱くなくてちょうどよい」と言っていました。
確かに、子供にとっては、生ぬるいくらいの方がいいのかもしれませんね。皮肉な話です・・・。
あとは、「量が少ない。」とも言っておりました。これは、大人用メニューと共通ですね。
イタリア食堂はねやすめの評価、評判
今回、佐賀牛カレーを食べた感想は、個人的には最悪なものでした。
でも「いやいや、おれは生ぬるいカレーが好きなんだ、ご飯は一部かたいのが好きなんだ、ブロック肉は苦手なんだ!」という方であれば違う感想かもしれません。
今まで色々な博物館などにも行ってきましたが、これほど「お金の無駄使いだったなぁ」と感じた料理は初めてです。
今までの経験ならば、このカレーであれば、どんなに高くても700~800円が良いところだと思います。
だって、実質単なるビーフカレーなんですから。
佐賀牛カレーと銘打っておきながら、佐賀牛とわかるようなものが入っておらず、そのくせ980円も取るとは、これはありえない経営態度です。
パスタなどについては、インターネットの評判を見ても、高評価のものはほとんど見当たりませんでした。
これについては、自分は食べていないので分かりませんが、厨房から出てきて料理を運んでくる人は、明らかにイタリア食堂のシェフという人とはかけ離れており、普通の人でしたので、これについても期待できないと考えて差し支えないのではないでしょうか。
980円もしたのに、量も少なかったことから、帰りにセブンイレブンのミニ幕の内と唐揚げを買いましたが、二つ合わせても600円程度で、味もこちらの方が格段に上でした。
曲がりなりにも、宇宙科学館ゆめぎんがは武雄市の観光スポットの1つなのですから、このレストランは、抜本的に改革をしなければならないのではないでしょうか。
少なくともオイドンは、このレストランのカレーのせいで、武雄市という観光地に悪いイメージが付きました。 😈
本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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