2015年は、乗り物の事故が多い年だったと思います。
その中でも、今年記憶に残ったのが夏に発生した「さんふらわあだいせつ」の火災と、調布市のセスナ墜落でしょうか。
さんふらわあ(サンフラワー)だいせつの火災
2015年7月31日17時過ぎ、商船三井グループが運航する「さんふらわあ だいせつ」(定員154名)の火災が発生。(8月10日に完全に鎮火)
さんふらわあ だいせつは、大洗港~苫小牧港への航海中に、苫小牧沖南方55kmの付近の海域で車両甲板より火災が発生。
船長の判断により、乗客と乗員全員の退船。乗客71名全員は付近を航海中のフェリーや海上保安庁の巡視艇に救助され苫小牧港に到着。
乗員23名のうち、消火活動に従事した二等航海士1名が行方不明になり、その後の救助活動で船内捜索で倒れている同航海士を発見したものの死亡が確認されました。
調布市小型飛行機墜落
2015年7月26日午前11時ごろ、調布市の住宅街に軽飛行機が墜落しました。
飛行機に乗っていた2名に加え、墜落した住居に住む34歳の女性の計3名の死亡が確認されました。
墜落したのは「日本エアロテック」が管理する「パイパーPA46」という小型機。パイパー・エアクラフト社が製造し、セスナ社とシェア1位を争う人気機種とのこと。
パイロットの男性は、まだまだ働き盛りの36歳でした。
この地域は飛行場に非常に近く、過去にも死亡事故が起こっている地域。
自動車は自動運転が徐々に開発し始められてきているが、小型飛行機などはどうなのでしょう。
過去にも人為的なミスにより同じような事故が発生している以上、将来的に再発生する可能性はあると思われます。
技術進歩により、このような惨劇が再発しないよう、ただただ祈るばかりです・・・。