2017/12/09
オイドンは40代前半ですが、30代半ばの頃に、ブラジリアン柔術や総合格闘技をしておりました。
そして、最近では、3か月くらい前からキックボクシングを始めました。
今回は、それぞれの格闘技に感じたメリット、デメリットなどを書いていきます。
特にみなさんの関心が強いと思われる「強さ」「ダイエット効果」についても書いていきます。
1 ブラジリアン柔術
・ブラジリアン柔術で強くなったか
ブラジリアン柔術は30代前半から2年間しました。
30代に入り、少しずつ太ってき始め、そして運動不足を感じたから。
また、まだまだ力が有り余っているので、ストレス解消しながら強くなりたい!と思いました。
そんなおいどんですが、通い始めて半年くらい経った頃、体も大分引き締まり、三角締めなど基本的な技もある程度自然に出せるようになり、大分強くなったなぁと感じることができました。
入門間もない同じ体格の人には、負けることはほとんどありませんでした。
だから、万が一、路上で1対1のケンカなどになれば、相手が同じ体格の格闘技未経験者であれば、制圧することができると思いました。
しかし、自分より力が強く、持久力もそこそこにある相手であれば、微妙な気がします。
ある日、オイドンより10cm近く身長が高く、力も強い大学生が入門してきて、スパーリングをしました。
彼の力は強く、技を決めようとしても決まりません。
なんどかけようとしても、力で跳ね返されました。
このため、ブラジリアン柔術は、自分よりもかなり力が強い相手には、なかなか難しい・・と思うようになりました。
ただこれが、紫帯以上の実力者であれば、これがだめなら次はこれ、とどんどん新しい技をいろんな角度から連発できますので違うと思います。
あくまで、茶帯、青帯くらいでしたら、力が強い相手には跳ね返されるなぁと思いました。
ただ、紫帯になるのは、高頻度で通っても、4,5年はかかると思います。
・ブラジリアン柔術のダイエット効果
ダイエット効果はすさまじいです。
腹が出ていたのに1~2か月ですぐにかっこよくなりました。
全身運動ですので、ブラジリアン柔術はダイエットにお勧めですね。
・その他
気になったのは2つ。
1つめは、安全な格闘技と言われることが多いブラジリアン柔術ですが、特に初心者などの力任せタイプに当たるとケガをしやすいです。
取っ組み合いゴロゴロと転がり、オイドンは足を思いきり踏まれ、指にひびが入りました。
じん帯を痛めたりもしました。
結構ガチモードでスパーリングをする場合、ケガの可能性は低くはないと感じました。
2つめは、相手が臭い奴だと本当にキツいということです。
夏場であれば、汗べちょべちょの臭い相手ともスパーリングをしないといけないこともあります。
技をかける、かけない以前の問題として、においでやられます。
柔術着って、柔道着と同じく、超くさいです。
2 総合格闘技
さて、ブラジリアン柔術を開始して1.5年くらいの時、先生が総合格闘家でもあったため、キックボクシングをベースとした立ち技もしてみませんか?と言われるようになり、週1程度やり始めました。
・総合格闘技で強くなったか
これは強くなったと言えます。
柔術だけの時は、ジャブを打ちながら突進されても対応の仕方が分かりませんでした。
ラグビータックルのようにがーっと突進して、相手を転ばせて、寝技に持ち込むという方法もありますが、オイドンはそれほど体重もあるわけでもなく、うまくいくかもわかりません。
このため、ジャブやローキックで間合いを詰めてくる相手に対しても、同じようなやり方で対応できるようになりました。
でも、打撃も柔術も2つも習うと、もともと週に2回ほどしかいっていないので、どっち付かずになります。
やはり、柔術なら柔術、打撃系なら打撃系で極める方が良いと思います。
総合格闘技は、覚えることが多いです。
週2回程度であれば、何かしらのバックボーンがなければ、なかなか上達のスピードは遅い気がします。
もちろん、何もやっていない同じくらいの体形の人には勝つでしょうし、格闘技経験のない単なる筋トレのムキムキの人、自分より少し力が強い体格が良い相手にも勝つと思います。
でも、きちんと週2回以上は通ったうえでの話です。
オイドンは、引っ越しの関係で、総合格闘技は半年くらいしかしませんでしたが、やめて2か月程度で動きを大分忘れてしまい、今はもう何年も経っていますので、ほとんど残っていません(笑)
つまり、週2回くらい、継続して通い続けることができれば強さをキープできます。
・総合格闘技のダイエット効果
総合格闘技はかなりハードです。いうまでもなく痩せます。保証します。
・その他
総合格闘技は本当に覚えることが多いです。
先ほども言いましたが、週4,5回行けるような人はいいのでしょうが、週2回程度であれば、なかなか上達はしにくいと思います。
あと、スパーの時にガチな人に当たると痛いです。
ケガもしやすいです。
このため、仕事を持った社会人はどうなんでしょう…。
3 キックボクシング
最近仕事が落ち着いてきて、またメタボチックになっちゃいましたので、3か月くらい前から、キックボクシングを始めました。
・キックボクシングで強くなれるか
もちろん格闘技ですので強くなれます。
キックボクシングをしていない自分と、している今の自分が戦ったとしたら、間違いなく勝てます。
なぜなら、キックボクシングは練習が結構ハードでスタミナが付きますので、まずスタミナの部分で相当有利です。
また、腰を使った重いパンチ、重いキックが打てるようになっていますし、ガードについてもきちんとできるようになっていますので、攻撃力、防御力共に上がっています。
ただ、実際、トラブルでけんかになった時、打撃系の格闘技の技って出しにくいですよね。
ブラジリアン柔術であれば、相手を流血させずに制圧することができますが、打撃系の格闘技であれば、数回相手にパンチやキックを入れないといけません。
こうなると、下手すると暴行罪や傷害罪です。流血させるとなおさらです。
もちろん、相手が仕掛けてきたということであっても、こてんぱんにやり返すと、不利になるのは自分です。
このため、いざというときの護身術にはいいのですが、実際に容易に使えるかとなると、微妙だと思います。
まぁ、この記事を読んでいらっしゃる方はほとんどの方が仕事を持っている方たちだと思いますので、ケンカなんてして相手をケガさせたら大変なことになるので、社会人のけんかがいかに馬鹿垂れな行為なのかはおわかりだとおもいます。
このため、最強に強いのは、逃げ足を鍛えることではないかと、最近本気で思うようになっています(笑)
ただ、いざとなれば、顔面にハイキックやヒザを入れて、あとはキックボクシングで培ったスタミナで逃げればいいかなとも思います(笑)
・キックボクシングのダイエット効果
これもあります。3分でミットにパンチ、キックを打ち込むと、かなりゼーゼーと息があがります。
それを3セットしようものなら、相当に汗がだくだくです。
しかも、楽しいです。パンチ、キックをしながら、楽しく汗をかける。
これはキックボクシングの大きなメリットだと思います。
自然にかなりのスタミナが付きます。
・その他
(1)ジムが込みやすい
キックボクシングは、時間帯によっては、めちゃくちゃジムが込みます。
柔術は女性がほとんどいませんでしたが、キックボクシングは女性もちらほらいるため、柔術より人数が多いようです。
(2)お金がかかりやすい
オイドンは近くに、月額7000円で通い放題の混雑したジムと、週2回なのに8000円だけど設備もきれいで混雑していないジムかで迷いましたが、後者を選びました。
あと、キックボクシングはスパーリングをするようになると、道具で金がかかりますね。
柔術は胴着だけでよかったですが、キックボクシングは練習用のグローブ、スパー用のグローブ、バンテージ、急所やひざのサポーターもろもろ、色々とお金がかかってきます。
本格的に始めてからは、スパー用のグローブも必要です。
消耗品なので、消耗すればまた買い替えなければなりません。
だから、比較的お金のかかりやすい格闘技だと思います。
(3)うつ病やメンタルに効果的
中年時代って会社やプライベートで色々と悩むことが多くないですか?
オイドンも色々と悩むことが多くて、軽いうつ病になり始めていましたが、体を動かすようになって大分改善しました。
これまでよりも脳がすっきりしますし、楽観的になれましたし、引き締まった体を見ると「3か月も続けてられてるんだ。」と自己満足感に浸れます。
キックボクシングに限らず、体を動かすことは、うつ病やメンタルにお勧めです。
ただ、24時間ジムで黙々としゃべらずに動かすよりも、誰かと少しは話せるような運動の方が、効果が高いと思います。
仕事、プライベート以外に、新しいコミュニティがあれば、なんとなく精神的もイイ感じです。 😳
本日も、最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!