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反原発、脱原発派の「即時廃止」は絶対無理!その理由・根拠。

time 2016/10/20

反原発、脱原発派の「即時廃止」は絶対無理!その理由・根拠。

先週、新潟県知事に、脱原発、反原発の米山知事が誕生しました。

その前は、同じく脱原発、反原発の泉田知事。

今は、「脱原子力」「反原発」とさえ言えば、当選する確率はかなり高くなりますので、安易なポピュリズムに走る無責任な人間に投票しないよう気を付ける必要があります。

そんな中、この前テレビ朝日の「報道ステーション」を見ていたら、脱原子力の人が取り上げられ、原子力を即時停止する理由として、「電気は足りてる」からと言っていました。

このじいさんは、良い歳して、本気でそんなことを言っているのだろうか?

それとも、テレビ朝日だから、やらせでやらせているのだろうか?

色々と頭によぎりました。

 

脱原発、反原発派の人が言う「電気は足りている」は本当か?

今はほとんどの原子力発電所が止まっており、その代替として、火力発電所を使うことにより、二酸化炭素や硫黄酸化物などが毎日毎日大量にまき散らされています。 

これは、地球温暖化や酸性雨の原因になります。 😥

世界の気温が1度上昇すれば、食料危機が起き始めると言われていますが、残念ながら1度ところか、数十年以内に2度は上昇するとみられています。

また、温度が上がると、南極や北極をはじめとする氷が解け、海面が上昇し、住んだり遊んだりする場所を追われます。

日本でも、今世紀末までに砂浜の90%は失われると言われています。

更に、氷の中に閉じ込められていた細菌類が地上に現れ、今まで遭遇したことのない新種の病気が蔓延し始めるとも専門家はみています。

そして、その実現を加速させているのが、電気の大量消費国である日本が原子力を止め、火力発電にかじを取っていることです。

電力会社は、停電させないことを社是としていますので、原子力反対派がいう「電気は足りてる」状態が作られているのは当たり前のことです。

多くの電力会社は、料金を必要なレベルまで値上げせず、停電をさせないために海外から高い石炭などを購入し、赤字を垂れ流しながら発電しています。

電力会社という公益企業の存在価値そのものが、停電を発生させないことなので、企業努力により「電気は足りてる」状態となっているにすぎません。

しかしそれは、私たちの子供世代が、本来直面するはずだった時よりもだいぶ早い時点で「深刻な食糧危機」「新種の病気」などに直面するようになることと引き換えになるでしょう。

 

「電気は足りてる」の誤解のその先

電力会社の既存の火力発電設備は老朽化が進んでおり、しかもほとんどの電力会社は充分な値上げを行っていないため、十分なメンテナンスもままならないまま過酷な運転を続けています。

これをあと5年やれと言われたら、おそらく持たないでしょう。例えて言うなら、今は、救急室にいる高齢の患者に、安い劇薬をたくさん注入し何とか生き長らえさせている状態です。

そんな状態が何年も続けられるわけがありません。

続けるとしたら、電力会社が値上げを行い、メンテナンスを十分に行える費用を回収することが考えられますが、そうなれば日本の産業は沈むことになってしまいます。

製造立国の日本における電気料金の影響は大きいですからね。

したがって、このままの状態だとあと数年しか持たないのは確実なので、いずれ日本のどこかで大停電が発生し、「電気は足りてる」なんて無責任かつ低レベルなことをいう人も気付くことになるのだと思います。

問題の原子力発電は結局どうすればいいのか。

オイドンは原子力推進派でもありません。「容認派」というスタンスだと思っています。

原子力発電の補っている電力量を、再生可能エネルギーが補えるようになるのが一番だと思っていますが、技術的にも国土の広さ的にも日照や風力の強さ的にも、今の日本では絶対に無理だということが理解できています。

オイドンは、脱原子力派の人々がいうような「即時廃止」には断固反対です。

「即時廃止」という無責任なやつらのほとんどは、エネルギー問題を真剣に考えたことがない薄っぺらい知識の人たちばかりだと考えています。

なんとなく危険そうだから、なんとなく環境に悪そうだから、なんとなく怖いから、なんとなく無いほうがよさげだから、などという「なんとなく」のスタンスで反原発を叫んでいるだけだと考えています。

つまり、主張をするだけして目立ちたいだけで、その責任を取らない無責任な人間なのです。

もし彼らが言うように、「即時廃止」をした場合、その後のぽっかりあいた部分はどうすればいいのか?

原子力がなくなった後のぽっかり空いた部分を、どう補うのか?

「即時廃止」を唱えるやつらに、まともな回答をもった人間はいません。

「再生可能エネルギーにすればいい」「火力発電にすればいい」とか小学生低学年の児童みたいなことを真顔で言うのでしょう。

大の大人がそんなこというなんて、恥ずかしすぎます。はっきり言って「おバカ」です。

再生可能エネルギーで原子力の量を本当にまかなえるんですか?

日本のような大量に電力を消費する国が、火力発電に傾注してしまって、本当に地球温暖化や環境悪化の影響は大丈夫とお考えですか?

放射能事故は国の一部にとどまりますが、地球温暖化は地球の全てで満遍なく起こることですので、逃げ場がありませんよ。

我々が現実的に採用すべき選択肢は、しばらくは原子力発電を活用しつつ、発電電力量の問題と地球温暖化の問題をこれ以上悪くならないように食い止める。

そして、そうしている間に、一生懸命再生可能エネルギーの技術研究を行い、将来的には原子力に頼らなくてもよい日本にする。

進むべき道は、こういうことだと考えています。

「即時廃止」を唱えるやつは、無責任です。

また、再生可能エネルギーについての技術力が成熟していない状況で、やみくもに「脱原発、反原発!」などという無責任な政治家に一票を投じることは、大の大人として止めませんか、恥ずかしくないですか、と問いたいです。

「即時廃止だ!」と叫ぶ脱原子力のやつらをテレビ画面で見るたびに、虫唾が走ります。

共産党、立憲民主党、社民党・・・。

こういう人たちが、日本を壊していくんだなぁ、と。

 

本日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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明石 陽介山

明石 陽介山

はじめまして。多趣味で様々な分野について、私見を書いています。趣味は外食巡り(回転寿司は大好き!)。ビジネス英語が得意であり、また、プレゼン経験豊富なことから、緊張やあがり症の知見も豊富です。

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